
「これは希人の存亡を賭けて闘った熱き少年少女の物語である!」とかなんとか前に書いてしまったけどまさにその通りに熱い熱い物語だった。
命を懸けて闘うという展開はよく見られるけどこの作品に登場するキャラは全員命どころか魂まで賭けて闘ってるな。
ここまで熱いアクションシーンがあるラノベはマジ久しぶり。
読んでいておもわず血肉湧き上がるほどの迫力がある最終戦はまさに見所満載。
おもわず「うわーすげーかっこええー」の連呼ですよ。
最終戦なだけあってそりゃもう今まで出てきた人達がバカスカ死んでいっちゃうわけだけど犬死になどしないまさに全身全霊を賭けて己ができる最大限の事をやってるから死に際は格好良すぎ。
不知火の「貴様に預けておいたこの命。利子を付けて返すぞ。受け取れ!」なんてまさに名言。
激しい戦いの最中でもミクの本当の心の内が明らかになったりと絶妙な心理描写の連続があったりとただのアクション物ではない心に働きかける熱い物語になってる。
最後の物語の締めはヒトによっては評価が別れそうだけどおいらてきにはあれで良かった。
自分の望む道を選んでそれを貫き通す素晴らしい生き様を見せてもらった・゚・(ノД`)・゚・