「オーディションもし受かったらな、その時はウチの話聞いて欲しいねん」
ななみん可愛い!で始まりななみん可愛い!で終わるそんなクリスマス回のはずだったんだ・・・。
前回に引き続いて空太くんイライラモードでましろさんに思わず八つ当たりという男としてダメなことをやってたけれどまあ人間的にまだまだ成長期の真っ直中だから致し方ない。
原作だと今までの間に6人のお姉さんたちを色々やっちゃってるシーンが入ってるからそのお姉さんたち全員と別れたというセリフに美咲先輩への気持ちが本物だということが感じられるようになってるんだけれどアニメだとその辺はばっさりとカットしちゃってるからなんか拍子抜けみたいな感じになってしまってるんだよなあ。
仁さん的には一番大事な物を自分で壊してしまうのは一番やりたくないことなのでどんなに美咲先輩がアグレッシブなアタックをしてきてもスルーしまくり。
必死になって他の大学を受けるのは美咲先輩と同じ高みに到達して対等になって結ばれたいからなんだけれど相手はそれを到底理解できないからややこしいことに。
空太くんの部屋の前にバームクーヘンを置いてるのはましろさんとしては自分自身で考えた最大限の仲直りするための行為なんだけれど今は一杯一杯な空太くんには伝わりにくいよなあ。
なにげに先生が初めて大人として子供な空太くんを諭してるような気がする。
世の中白か黒かで綺麗に別れてるんじゃないんだよねえ。
会場にましろさんを送り届けて出て行こうとした空太くんを引き留めて「ちゃんと話して」と言ってる時のましろさんの必死さがヒシヒシと伝わってくるのは中の人が素晴らしい演技力を発揮してるからだな!抑えた声であそこまで表現できるとかすげえ。
空太くんとのデートの為にいつもとは違うロングヘヤーにミニスカート(絶対領域完備)で完全武装したななみんの破壊力はガチでやばかった。
そりゃ二度見して言葉を失うのも無理ないわ。あれは完璧にメインヒロインの姿ですわ(´▽`*)
ポニテもいいけれどこっちも可愛くて良いなー。
今度のオーディションは合格すれば事務所に所属、落ちれば転校して実家に戻るというまさにななみんにとっては背水の陣なのだが結果はどうなるかは原作を読んでるので解ってるけれど重要なのはオーディションのあとのななみんの告白なのだ!
今回はOP曲までななみんのキャラソンという特別仕様になってたところからするとやはりあのシーンも今回同様気合いいれて作ってくれるんだろうな。
ななみんが関西弁になるのは偽りの無い本心を喋ってる時というわけで空太くんへのお願いしてるセリフの本気具合がよくわかる。
赤面して喜んでる顔が完全に恋する乙女モードで思わずニヤニヤしまくりだ!
しかし良い雰囲気なのも束の間、ましろさんが会場から居なくなったと聞かされて血相を変えて探しにいく空太くんの反応からして今後の展開が否応なしに解ってしまうところが辛い(´;ω;`)ウッ…
空太くんと話したいけれど話せなくて必死に考え出したのが美味しいバームクーヘンをあげることだったというのは今まで絵を描くコトして考えてなかったましろさんが恋を知って自分なりになんとかしようとしてる健気なところがすごく良い。
ましろさんの告白に対する空太くんの返事がもう完全にプロポーズみたいで後ろで聞いてたななみんがいたたまれなさすぎる。これはホントきつい('A`)
ましろさんと空太くんが仲直りして良かったと思いきやCパートで美雪先輩の告白が失敗に終わったというなんとも後味の悪い終わり方・・・。
次回は空太くんの実家に戻ってななみんが女子力を遺憾なく発揮する回ですな。